女の子を飼っていらっしゃる方には、いずれこの子に子供を産ませたいと、考えていらっしゃる方も多いと思います。

愛する我が子のような子の子犬です。
それはそれは孫のように可愛いと思われること間違いありません。

ただ…。

少しだけこんな話に耳を傾けてみてください。



毎年何万もの犬達が保護され処分されているという事実を…。

自分の可愛い犬の子供を見たいと思うのは当然なことだと思います。

個人的なお願いとなりますが…本当に犬全体のことを考えれば、知識のない自家繁殖はよく考えて行ってほしいと熱望いたします。

少し厳しいようですが、自分の子だけがよければいいという考えでは安易に繁殖はするべきではない、ということは判っていただけますよね。


知識というのは、出産そのものの知識だけではありません。
(獣医さんに相談すれば出産そのものは指導してくださいます。)

知識を学ぶということは正しい血統の選び方や欠点を補うかけ方などの、生まれてくる子たち、そしてその先の子孫に対する責任です。

犬達がどんどんスタンダードからかけ離れていくにつれ、その価値は下がり、悲しくも不要なものとして淘汰されていきます。


命に価値という概念はおかしいと私も思います。


私の犬はミニシュナですが、スタンダードからかけ離れたデカシュナな上、出ベソで猫背です。

ミニチュアシュナウザーとしては短所だらけもいいところですが、そんなところがまた個性的で愛らしい長所、と私自身は溺愛してます。

MIX犬も大好きです。
他には絶対いない魅力満載です。


だけど、実際は…。


“綺麗なもの、可愛いもの、整ったもの”を好むのが圧倒的多数の方々です。

フレーズの不揃いな子、タンがはっきりしない子、しっぽの曲がった子、噛み合せの不適合な子、ヘルニアの子…など、皆さんも子犬を求めるときになるべく避けて迎えられたことと思います。

私は仲介のお仕事をしていて、そのような子になかなか飼い主さんが現れないという切なさを何度も味わってきました。

純血同士意外のMIX犬などは貰い手を探すことすら困難です。



選ばれない子犬たち…。

なんの否もなく生まれてきたというのに…。



正しいスタンダードを守っていくのが、本来ブリーダーとしてのあるべき形です。

もしも愛犬を繁殖をするのであれば、正しい知識をもったブリーダーさんに相談しながら、その子の血統に合った良い種オスを選んでもらってください。


そして出来れば生まれてきた子犬たちが、すべて良い飼い主さんに貰われて行く宛てを作ってからにしていただきたいと思います。
(大型犬となると10頭も生まれてしまうこともあります)


そして純血統の犬に関しては、必ず血統書を発行してあげてください。


“別にショーに走るわけではないし”
“家庭犬として可愛がるだけなんだから血統書なんて…”

そんな風には思わないでください。

悲しいかな血統書があるとないとでは、その子とその子の子孫の将来が大きく左右されてしまうこともあるのです。




考えてください。


先々のその子の子孫たちのためにも。



すべての犬達のためにも。

犬を飼いたい、子犬を産ませたいと思った皆さんに、まずは見ていただきたいサイトです。

本当にワンコに責任が持てるか…。

この現実を受け止めた上で、もう一度良く考えてみてくださいね。